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曇り

Xデイ。来るな来るなと思っていた日を迎えた。時間には抗えない。あっという間に迎えてしまって、迎えたところで私は何てことなく何をするわけでもなく1日を終えてしまった。敢えて気にしていた事には触れないように過ごしていたように思う。それについて考えたところで何かが変わるか?否、変わらない。そういうもんなんだ、現実って。

どんなに心の準備をしようと、何を思い浮かべようと、どんな感傷に浸ろうと、現実は淡々と物事を運び去ってしまう。通り過ぎる電車に似ている。踏切から警告音が響いて、やけに心臓が早くなってしまうけれど立ち尽くすことしかできない。電車が通り過ぎるのをただ見送ることしかできないのと同じで、現実もどんなにそれまでに嘆こうが苦しもうが淡々と過ぎ去っていく。こちらの反応などまるで御構い無しに。こういうもんですよね、だってもう仕方がないって見送ることしかできない。現実という一瞬から、君たち人間はいつも大袈裟なんだよって言われている気がしてしまう。実際、考えすぎだし重く受け止めすぎだし訪れてしまった現実を怖くさせているのは私の想像力でしかない。想像力を働かせるならば、前向きに働かせろよと思う。けれど、今日ばかりは感傷だらけのどうにもならない思いを最後に掲げても許される日とした。

 

感傷と言えば、昨夜は込み上げてきた孤独感から電話をくれた人がいた。「どうにも出来ないってわかっているんだけどさ、やっぱり辛いなぁ」。そういう時に思い浮かべてくれたことが嬉しく、だからと言って何を言ってあげられる訳でもなくただただ相槌を打ち続けた。何を言っても仕方がないことは百もわかっているけれど、今は誰かにそれを話さないと辛くていられないことってあるね。結局そんなに真面目な話は続かなくて、老いることに否定的がどうかとか、そんなことを話していて、会話は1時間程で終わった。若さ溢れる頃に知り合ったはずなのに、会話が老いについてというのが何というか時間って本当に怖いですね。いや、まだまだ若いですけどね。

 

人は、月と太陽の2種類に分類できるなと思っていて。太陽属性の人と向き合うととんでもなく眩しくて直視できない時がある。私の長兄が典型的な太陽属性で、悩みを相談しようものなら眩しさに耐えられなくなって話を打ち切りたくなる。なんか、ごめんねって後ろめたくなるようなひた向きさがある。私は勿論典型的な月属性である。自分の周りには月が多めで、ちょいちょい太陽属性からガツガツと刺激を受けて眩しいなぁって感動している。今までお付き合いしてきた人も月属性が多い。太陽属性の人もいたけれどあまりにも眩しすぎて本音をうまく話せなかった思い出がある。

自分に無いものにあふれた太陽属性が羨ましくてたまらないここ最近。その考え方が出来たら、私もっと楽になれるのにって無い物ねだり。湿度が無くて素敵だなと思う。カラッとした思想でどんどんチャレンジしていく。自分の中にある軸を絶対に曲げない強さ。見ていてとても晴れやかな気持ちになる。今の私には太陽属性の「こう決めたらこうだ!」という潔さと逞しさが必要だ。少年漫画のようにひたすら突き進むしか無い。夢中になって突き進んだ先にはきっと今まで手にしてこなかったものがある。それはとても小さなことかもしれないけれど、私には必要で今後大切になっていくものがあるはずなんだ。振り返る癖を封印して、未来の私へバトンを繋ぐ。自分がどうあるべきか、何が必要かはきちんとわかっているから、大丈夫。

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