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晴れ

久々にこれでもかと言うくらいのマウンティングを食らった。ああ、この人思いっきり私のことを見下しているんだなぁってひたすら目が死んでしまった。「君は〜だから〜の方がいいよ」ってあーだこーだぶつぶつ。「はぁ、はぁ」って上の空。考えていたのは今日は久々に晴れるんだったなぁって天気のことと、いい加減映像作品観ようかな、何を観ようかなってこと。知った気になって気持ちが良さそうだけど、違うんだよなぁ。いつもこう言う人に出会うと不思議に思うのは、自分の中で相手を何かに当てはめてないと怖いのかなということ。攻略しないと怖くなっちゃうのかな。でも人間相手に攻略なんて不可能なのにいつまで続けるんだろう?その見解で本当によろしいの?とっても損してる気がするなぁ。本当に知っている人は黙って見守ってくれるから、何ら当てはまらないのだよ。大切な時にそっと教えてくれるくらいの距離感が素敵なのにね。それにしても本当にくたびれた。

 

元々、「なんだか知りたくなる人」と言われやすいのは自分でもわかっているのだけれど、私としては相手が期待をしすぎだよと思う。「何を考えているかわからない」とか「表情がコロコロ変わるから気になる」とかあれこれ言われるのだけれど本人としてはそこまで大層なことは考えていないし、表情が変わっていたとしてもくだらない事で変わっているだけだから気にしないでと言いたくなる。はっきり言ってしまえば何も考えていない事の方が多くて。人の話を聞きながら「この人こんなに考えて疲れないのかな」とか驚いているくらい何も考えていない。そんなに気にしてくれるなよ、私の中に面白いものは何も無いからさぁ。何か面白いものを差し出さないといけないかなってプレッシャーになるからやめておくれ。ポケットの中には飴ちゃんすらも入っていないからねって言いたくなっちゃう。人からの期待って時折重いんだ。そんな人間じゃ無いよって事で溢れすぎていて。あなたの欲しがっているようなものを私は持っていないよって事で溢れていて。持っていたならラッキーくらいで、そう簡単に満足させてあげられないんだ。そこが上手く噛み合った相手なんて滅多に出会えるものじゃない。

 

今日はやけに友人のことを思い出した。共に旅行に行った友人のこと。あの子は何をしているかな、今日は何を食べたかな、元気でいるかな、最近何か本を読んだりしたかな、音楽は聴いているかな…色んなことが思い浮かぶ。けど、会うとそれらを一切聞かずにぼんやりと隣に居てしまう。会話よりも時間を共有していることが幸せになってしまう。何だか、これだけ書くと片思いしている人みたいで笑っちゃうね。「あなたが恋人だったらいいのに」と言い合っているくらいだから、あながち間違っていないのかもしれない。久々に手紙を書こう。ポストに手紙が入っていた時の喜びは何にも例えられないと言っていたし。あの子の携帯の待受画面は私の写真だ。機種変更した後も変わっていなくて思わず笑ってしまった。「この写真を見ると元気が出るんだよ」って真顔で答えてくれるから余計おかしくて。本当に恋人かよ。

 

今日嬉しかったことは「辛いはずなのに笑顔がびっくりするくらい穏やかだね」と言われたこと。私はちゃんと笑えているんだなって安堵した。人の言葉に笑顔が返せなくなったら終わりだ。食べるより眠るより何よりも、笑顔ひとつ浮かべられなくなったら駄目だ。笑えているから大丈夫。きちんと前に進んでいる。

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