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続:晴れ

この所、連日同じ人が夢に出てくる。その人とはもう何年も会っていないし連絡も取り合っていないのに何故だろう。出てくる姿は私がよく知っていた頃のままで、ほんの少し幼い。もう少し大人になった姿も知っているはずなのに。

夢の中で相手はあまり話さない。なんだか少し困ったような懐かしい顔で笑うだけで、私がそれに対してああでもないこうでもないと話してばかりいる。起きた瞬間にこの所毎日寝ぼけ眼で何故!?と思ってばかりいる。どうしたどうした。何かあったのか?とすら思うけど多分何事もなく生きているであろう。そのほかに出てくる夢の登場人物は比較的連絡を取り合っている人達ばかりで納得がいくのだけれど1人だけどうしても何故に?と思うのでやたらと印象に残ってしまう。しかも何年も会っていないのだから余計に。

お元気にやっていますかね。私は今奮起している最中ですよ。いつだったっけ。あなたは私を羨ましいと言ったことがありましたね。それは私もあなたに対して思っていたことなのでお互い様です。言い忘れていたけれど。あなたは地道に着実に成長していくタイプで、私は痛いものだとわかりながら触れて痛いと感じなければ進めないタイプでまるでタイプが違っていて、価値観の話になると随分と違ったものを持っていて面白かったですね。またいつか話ができたら面白いですね。そのいつかがこなくてもそれはそれで面白いし。にしても本当に何故こうも毎晩出てくるのか本当におかしくて仕方がないよ。あなたが今何処で何をしているかもわからないけれど、元気に笑っているならそれだけでもういいです。お元気でいてね。

 

こう言う具合に、何故今頃この人が夢に出てくるんだろうってこと、あるね。決まって唐突で予期せぬタイミングで、夢に出て来なければ忘れていたくらいの人が、急に出てくる。ああ!懐かしい!って起きてからちょっとしたショックを受けると言うか。男女問わず何故今あなたなの?ってぼんやりとした頭で思い出してみたり。連絡してみようかなぁと思うのだけれど、まあいいやって結局せずに終わってしまう。あのね、夢で会ったよなんていきなり言われても相手もなんのこっちゃだろうし。唐突にする連絡がそれじゃあねぇ…。そういえば、こんな人いたな。こんな思い出あったな。こんな話をしたなって芋づる式に記憶が出てくる。ちょっと恥ずかしくて、あったかい。

 

話変わって、私は相変わらず泣かないと本音が言えない。幼い頃からの癖で、幼い頃はわたしを素直にさせる為に母はわざと泣かせていたらしい。大変な苦労をさせていた。大人になった今でも溜め込んで溜め込んでやっとポロポロと涙が溢れてきた頃本音が出てくる。泣きながらポツポツと自分で話していて、今私こんな状態だったんだなって自覚する。本当に何もかもが面倒で遅い。これを早急に治したいのだけれどなかなか上手くいかない。素直に自分の感情を言える人がとても羨ましい。私はどうしてもいい子ぶってしまう。何処からの目を気にしているのかわからないけれど、大人ぶったりいい子ぶったりほんのちょっと背伸びをしてしまう。この性格、良いことがあったこと一つもないのだけれどなかなか治らない。泣くならもっと素直に泣け!素直になるなら泣かずに話せ!といい年になった自分に言いたい。ただの面倒臭い大人になってるぞ、と。そんな私は今日もまた限界突破するまで頭の中で考え込んで遂に涙をこぼしたのでした。本当に面倒臭い。

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