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曇りのち晴れ-歓びの種

タイトルはYUKIから。

 

数年来の友人とはじめましてをした。ネットで数年繋がってきた大切な友人。元日にいきなりわたしの住む県に行こうか悩んでいることを別の友人経由で知り、ワタワタしていたらあっという間に18切符で来てくれてしまった。何というフットワークの良さ。私はただひたすらに緊張してしまって、ちょっと吐き気がし出したところに上乗せして向かう電車の高校生の乗車率の高さに余計吐き気が増して大変だった。

会ってみたら、正直「普通」で。なんというか、はじめまして???って感じ。あれ?この前も一緒に遊んだよね?みたいな不思議な感覚で、笑いが止まらなくなってしまった私を不思議そうに見ている友人でした。不思議なのはあなただよ。互いに飲酒が好きなので、一軒目は鮮魚と日本酒の美味しいお店へ。私は鮮魚が数年前まで得意じゃなくて、寿司好きに寿司をたらふく食べさせられて克服した。なので、なめろうを今日初めて食べた。鰤のなめろう。美味しかった。薬味がとても程よく効いていて生臭さもなく。お通しはツブ貝だったのかな。貝類を一切避けて来たこれも初。食べられた。肝はやっぱり美味しくはなかったけれど、きちんと全部食べ切れたし、大人の味ね!と納得できた。程々に飲んだところで、二軒目。今度はお肉とビール、酎ハイのお店へ。狭苦しい店内で、活気溢れる店員さんたちに少し驚きながら互いに好きなものの話しをした。漫画の話、共通の友人の話、恋愛の話。時間は本当にあっという間で、駅まで見送ってもらい、改札で別れた。

なんだか今でも夢みたいだったなと思う。少しだけ今更びっくりしている。こんな感じで良かったのかな?と、不思議な気分。最後まで人を不思議な気分にさせる友人は北陸へと旅立つ。いってらっしゃい。今度は私が会いに行くよ。今度はシメのラーメンを共に食べよう。

 

私の言葉には棘があるというか、柔らかさが無い時があるな、と思う。きちんと前を向かなければならない時ほどそれは強くて、確かに歩みたい時ほど顕著。だから、今までも言われてきた。「貴女は薄情だね」って。薄情という言葉を何度も辞書で引いて読んだ。愛情が薄いとか、思いやりがないとか書かれているけれど、言葉の裏側にあるのは全部真逆のことで、大事で仕方ないからこそ発しているのになんでだろう。向き合わなきゃいけないものとは向き合わなきゃいけないし、事実は変えられないし、なんて言うか難しい。こうやって、取りこぼしたり、掌から逃したりして、また溜息をつくのだろうか。

 

友人の旅が良き旅となりますように。またね、いってらっしゃい。