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曇りときどき雪-人のセックスを笑うな

タイトルは山崎ナオコーラ著であり、映画でもあるあの作品から。映画から原作に移ったのだけれど、どちらもとても良かった。しかし原作の方が少し嫉妬心が生々しい。あの映画の永作博美さんはとっても美しくて可愛らしい。何だか放っておけなくて追いかけてしまう理由がわかる。

凄く個人的でありながら、女であるからには避けて通れぬ性の悩みをポツポツと話した。男女では脳が違うから考え方もまるっきり違うのだけれど、相手はすごく冷静に素直に聞いてくれていた。
議題は「性行為の悦びについて」と名付けるのが相応しかったように思う。相手はとても素直な性格で、相手に尽くすことを悦びにしていると素直に答えていたのだけれど、私はそこがいまいちピンとこない。何が悦びなのだろう…。そもそも、相手が満足していればもうそれでいいというか、相手が楽しんでいればそれで良しみたいな少々投げやりな結論を持っていたのでとても考えさせられた。
「性行為って特別な幸せがあることですよ!姐さん!」と大好きな友人が私に教えてくれた時の威力は本当に凄まじかった。うん、わかるよ、頭ではわかっているんだけどさぁ…としか言えない情けなさ。えー、私この歳からまた性行為について学ぶの?なんて思うけど仕方ない。

そもそも何故そんな話になったかと言えば男性の性玩具の市場のでかさについて話していたからで。女性同士ってそういう話しないんです。私は聞かれたらオープンに答えられるんだけれど、世の中の女性はそういうのはひっそりとしていらっしゃるので、結果的に市場のでかさで勝っている男性利用者と話をするしかないのです。
世の中もっと性に対してオープンに話せたら素敵だなって思います。多分男女の間で食い違ってる性行為のあり、なしってめちゃくちゃあると思うんです。
この行為はありだけど、これはないわーって、共有した方が絶対にいい性行為になるんだけどなかなかググっても「話し合いましょう」ってわかってるよそんなこと!みたいなオチの記事しかない。
とりあえず今声高に叫びたいことはAVで見たことを実践するな!それだけです。あれはプロ同士がやって作品にしているだけで、性行為としての教本では無いので!!世の男性方には気をつけていただきたいなと思うばかりでございます。

雪が降ったりやんだりを繰り返している。空はずっと灰色で、流石に心が重たくなってくる。冬の晴れは頬が切れるんじゃないかと思うほどに痛い。道路は凍結するし。けれど、透き通った青空がとても綺麗で、呼吸をするとひんやりとした外気が体の内部から目を覚まさせる。早く太陽に会いたい。