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晴れ-ヒリヒリと焼きつく

タイトルは最早頭に思いついた言葉にすることにした。元々タイトルをつけることが苦手だ。
ウェブ文芸誌にエッセイを投稿していた時も、本文は30分程度で推敲まで終わるのにタイトルで同じくらい時間を使っていたレベルに苦手。
タイトルは本文を読む前からイメージがあまりにも焼きついてしまうから怖い。


どうにもならなくなって、誰に言ってもどうしようもないことなのに、わかっているのに、打ち明けた。
相手も余裕のない状態であることをわかっていながら、昨日はその人でなければならなくて甘えさせてもらった。
余裕のないその人はただただ落ち着いて私の話を聞いて、優しく受け止めてくれた。
感謝しかない。
どうにもこうにもならなくなってしまった時に、誰に話していいのかいつも迷子になる。
ノートにぐちゃぐちゃに書き記したり、忘れようと何となくお酒を買ってみたり、音楽を流してずーっとその音に耳を傾けたりするのだけれど、何一つ効いてくれやしない時がある。
私は幾つになったんだっけ?何でまだこんなにも自分に揺さぶられるんだ?と馬鹿馬鹿しくて仕方なくなる。
そんな馬鹿馬鹿しさが憎たらしくて仕方なくて、突っ伏したところで眠れやしない。
眠りというのはいつだって私にとっては不仲で、寝逃げが上手にできればいいのにと思う。
昨日話を聞いてくれた人のこれからがとっても上手くいけばいいな。


今日は珍しく晴れた。
とても気持ちの良い晴れ。
厚手のコートではすこし汗ばむくらいの暖かさで、春なのか冬なのかわからなくなってしまうほどに。
晴れた日に窓の外を眺めているとあまりにも世界が穏やかに見える。
思わず欠伸が出てしまうほど。
毎日がこんなに優しければいいと思う。
けれど冬の日本海側はいつだって表情を変えやすいから、人間が必死についていくしかない。


心底読みたいなぁと思う本に出会いたい。
積読本はあるのだけれど、今はこれらじゃないなって。
読むまでにドキドキしてしまって覚悟を決めなきゃ読めないような、そんな本が恋しい。