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雪-どうでもいいような昔話を繰り返している

改札口にて落ち合おうと約束をした。

雑踏の音をイヤホンで遮断しているため声をかけられても普通の相手なら気づけない。それでも君はいつだって何故か存在感ありげに目の前に現れるので声をかけられずとも気づけてしまう。

僕が待っていたところで君は「お待たせ」などとは言わない。落ち合った今その時が待ち合わせの時間だったでしょうと言わんばかりに笑う。だから僕もそれを聞かない。別に幾ら待ったってその笑顔で大抵許せてしまえているから。

今日も変わらず君は遅れていた。約束の時刻を既に15分オーバーしている。そういえば最大待ち時間はどれくらいだったっけなんて考えながらぼんやりと人を眺める。普通の相手を待つ時には持ち出す暇つぶしの携帯電話も君相手だと何故か手に取れない。出来る限り遠くから歩いてくる君に気づきたいのだろう。けれど君は何故だか人混みに紛れていると擬態が上手くて遠くからの姿を探し出せたことがない。付近に来て唐突に存在感ありげになる。それに僕は毎回ほんの少し驚いているのだけれどなるべく気づかれないようにしている。君は気づいているかもしれないけれど何も言わない。いつだって君はお待たせを言わない代わりに笑うだけで一言目は今日見た夢の話なんかで。僕は突然夢の話なんだ、なんて思いながらも頷く。あまりに楽しそうに笑って話す相手を誰が遮れよう。

君は改札口に来るまでに何を考えている?そんなことを時折考える。けれど聞けたことは一度だってない。きっと君は僕みたいにあれこれ考えていたりしない。考えていてくれたら少しというかだいぶ嬉しいけれど、君はきっと何気ない光景を何気ない意識で眺めながら何気ないことを考えながら来るのだろう。僕はいつだって君のことを考えているのにフェアじゃないなと思う。けれどこれらだって全部妄想だ。なんなら聞いてみたら案外君は考えていたりするのかもしれない。怖くて聞けないのだ。単純な話。

 

 

ごめん飽きた。なんとなく全く起きていない妄想ごとを書こうと思い立ったのだけれど完全に飽きてしまった。そもそもいきなり思いついて書けるわけがないしネタを男性視点にした時点詰んだ。昔はこういうのを難なく書けていたのだけれど全く書いていないとここまでダメになるものらしい。そんなこんなで今私が創作文章を書こうとするとここまでのレベルでしかないという私信を置いておきますね。せめて女性視点で深夜の話にすればよかったなって今更後悔している。

 

書くときはなるべく自分に近いものしか書けない。いや、自分のことを書くのではなくて、憑依しやすいものじゃないと書けないという話。だから私の書く女性はいつだって感情がドドドと溢れるタイプで大抵社会に不満を撒き散らしている。可愛らしい女の子なんて書けた試しがない。だって仕方ない自分がそういう性格なのだし。そんな可愛らしい女の子の心情なんて生きてないからわからない。

ここまで文章を打ってみて気づいたんですけどキーボードから文章を打つとこんなにも思ったことをスラスラと打てるのですね。その代わり何も考えていないような頭の悪さが加速するんですけど。あっという間に1000文字到達してびっくりしている。と言ってもフリック入力でも案外あっけなく到達するものなんですよ、慣れるとね。キーボードだとあまりにも文章入力が簡単で頭が全く回らなくなることがわかったことはよかったです。一つの参考になりました。私はなるべくPCから入力しないほうがいいな。