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いつだって騒がしくて落ち着きがない

いきなりなのだけれど、私のPTSDは非常に根深いんだと今更になって自覚した。
殺される夢、殺す夢、共に逃げてた仲間だったはずの人達にいきなり追い掛けられて殺されかける夢、誰もいない街の中をただ1人彷徨い続ける夢、逃げても逃げても何処までも追い付かれてもう逃げられなくて全身が傷だらけになる夢。大抵白いワンピースを着ている。
そんな夢をずーっと一年の間殆ど毎日見ている。勿論、時折幸せな夢もある。
けれど基本的にはかくれんぼ。殺すか殺されるか、裏切られるか逃げるか。

殺される夢は正直もう慣れてしまった。知ってました?刺された瞬間痛みで飛び起きたりするんですよ人間の体って。不思議ですね。
血が出てないかとヒヤヒヤしながら刺された背中に触れて夢だったと安堵する。
殺す夢は殺す瞬間までは無い。嫌で嫌で仕方ないんだ本当は。でも殺さざるをえない夢。追い詰めたところで目が覚める。本気で怒りで殺しにかかっている夢もある。本気で行かないと私が殺られてしまうから。
嫌なのは何度も目が覚めるのに、再び眠りにつくと大抵夢の続きであること。逃げられないんだ。
椅子に体を固定されて見たくもない映画をひたすら見せられているような、もう動けないと言っているのに背中を押し続けられるような。

嫌いな人が私を何処までも追い掛けてくると、夢の中で大泣きをしながら必死に逃げる。捕まったら終わりだ。何もかもが終わる。やっとここまできたのに全てがまた無駄になる。そう考えて必死に走る。大抵裸足で、足はどんどん擦り切れていく。痛みが酷い。けれど逃げないと。今朝はそんな夢だった。何度目を覚ましてまた寝ても追い掛けられた。最後の最後私は諦めた。もう、逃げることすら疲れたよって。
逃げられる環境なだけ、夢は幸せかもしれない。現実は逃げられないもの。逃げ場は何処にも無かったもの。

あの日々を繰り返し繰り返し夢で再生される事もある。学生で、私は確かにいるのに誰にも認識してもらえない夢。馬鹿馬鹿しいね。
ふと、これってPTSDからくる夢なんじゃないかと今日やっと気付いた。私の傷は思っていた以上に根深いらしい。本人も気づいていなかったのだから笑えてしまう。
だから私は眠るのが嫌いだ。眠ったら戦いが待っている。何が辛いって、起きた時に一日のエネルギーを使われている事だ。もう嫌だと言ったところで夢見は変わらない。泣いたって夢は変化しない。だから、泣いて起きることは無くなった。私の安心出来るシェルターは何処にあるのだろう。

夢を見ずに眠りたい。何も見たくない。ただ深く深く何も見ずに眠りたい。もう何年繰り返しているかわからない。
体を動かして動かして眠れば夢を見ないかと期待しても変わらなかったから、これはもう仕方ないのだろう。
夜はもうたくさんだよ。お腹いっぱいだよ。夢もお腹いっぱいだ。眠っている時くらい平穏が欲しい。頭の中で騒がないで欲しい。


明日は幼馴染の赤子に会ってくる。前回約束した日にダウンしてしまって会えなかったから。
赤子に触れることがあまり得意ではない。
大人になって染み付いた汚さがうつってしまいそうで怖くて、触れることを躊躇う。
下手な抱き方の私の腕の中で沢山泣いてくれたらいいなと思う。赤子は泣くのが仕事だ。
沢山愛されて沢山守られて沢山経験をしてどうか真っ直ぐ育って欲しい。
こっちの道には来てはいけないよ。素敵な両親で良かったね。健やかに育て。


さて、戦いの時間だ。今日はどんな夢だろうね。